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030. 最終局に

南4局や時間打ち切りによる最終局には、特に相手との点差を意識する必要があります。

相手との点差を確認して、何点アガれば良いかをしっかり知りましょう。

これは最終局に限りませんが、アガってから点数を数えているようではいけません。

アガる前に、こちらが出れば何点、こちらなら何点、ツモなら何点と把握しておきましょう。

そして何点だから、こちらなら逆転というように、あらかじめ計算を済ませておく必要があるのです。

また、最終局を迎えて4000点差以内なら、ノーテン罰符だけで逆転されてしまう可能性があることも意識しておきましょう。

南4局に、相手と4000点以上差があるトップ目の親であれば、流局したときに、テンパイしていても「ノーテン宣言」することで、確実にトップになることができます。

最後に、どのようなアガリをされても、「あんなアガリをしやがって」と相手を非難してはなりません。

それがあまり意味の無いアガリであったとしても、それまでに自分が不利な位置にいたことが悪かったとも言えるのです。

相手の非難でなく、自分の中での反省を心掛けることで、確実にレベルアップを図ることができます。

非難は自己弁護にしかならず、技術の上達には決してならないのです。

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