トップページ > 対局部門 > 麻雀競技マナー > 021.点棒の受け渡し

021. 点棒の受け渡し

点棒の授受を行う際に気をつけることは、誰が何点払ったかを分かりやすくすることです。

ツモアガリの時に3人が点棒を混ぜて渡しては、足りないときに誰が間違えたのか分からなくなってしまいます。

ツモアガリならアガった人の

下家は、アガリ者の右の方へ
対面は、アガリ者の真ん中へ
上家は、アガリ者の左の方へ

それぞれ、点棒を置くようにします。

またそのときに、おつりが必要になる場合もありますが、点数を払うときには、

「移動する点棒がなるべく少なくなるようにする」
「1人のところに(1万点以外の)同じ種類の点棒が集まらないようにする」

という2つを注意してください。

例えば、東1局に3900オールをツモられた場合、全員が3900点ずつちょうど払っては、1人に500点棒が4本、100点棒が17本も集まってしまいます。

1000点棒4本で払っても、次局にリーチ棒がなくなるので両替の手間がかかってしまいますね。

この場合、5000点から1100点ずつおつりをもらうようにしましょう。

700・1300をツモられたなら、1人が700点、親は1300点払い、もう1人は1000点からおつりをもらうようにすれば、500点棒が3本も同じところに行きませんし、卓上にある点棒だけでおつりも済ませることができます。

また点棒が足りなくなり払えない状態になった場合は、1人(又は運営)から1万点単位で借りるようにしてください。

それ以下の小さな単位で借りてしまうと、また借りる可能性が高くなりますし、何点貸しがあるのか忘れてしまう場合もあるからです。

麻雀競技マナー トップページに戻る