無料麻雀講座 | 【1jann.com戦術部門】
トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 094.全体手役と部分手役
手を進めていくときに、まずは4メンツ(3枚1組)と1雀頭(アタマ)をそろえることが大切です。
それと同時に、できそうな手役も考えていきます。
ところで、手役を狙っているときに、ちょっと狙いから外れただけで役無しのテンパイになってしまうことはありませんか。
それには、“全体手役”“部分手役”というものが関係しています。
“全体手役”とは、「手牌14枚全てがある条件を満たすともらえる役」のことで、ピンフ・タンヤオ・チャンタ・ホンイツ等があります。
“部分手役”とは、「手牌の一部分がある条件を満たせばもらえる役」のことで、サンショク・イッツー・イーペーコー・役牌・三暗刻等があります。
図1
ドラ
では、図1を見てみましょう。
ここから、どんな全体手役が狙えるでしょうか。
図1からは、ピンフが(うまくいけばタンヤオも)狙えそうですね。
そこで、ここからはピンフ狙いでペンチャン待ちのを捨てると良いでしょう。
ここで「〈123〉のサンショクが狙えそうだから」と部分手役から考えて、を捨てるのはあまり良くありません。
次にが来るとサンショクがくずれてしまいますし、ピンフ・タンヤオにもなりにくいやが残るので、役無しになりやすいからです。
またが来ても、サンショクにするには、ドラが入っているリャンメンのを捨てなくてはなりませんね。
このように“部分手役”は使えない牌が多くなり、さらに狙いからちょっと外れただけで役が無くなってしまいやすいのです。
そこで、まずは全体手役を考えて手を進めると良いでしょう。
その後、手が整ってから部分手役を考えます。
そうすれば部分手役の狙いがくずれても、全体手役があるおかげで役無しにならないで済むからです。
■部分手役にこだわりすぎないようにしましょう。
■手役は、まず全体手役から考えましょう。