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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 084.食い替えについて
手役を狙っていて、1つ入れ替われば手役が完成する場合があります。
例えば図1。
が来てしまい役無しになってしまいましたが、がに替わればジュンチャン・サンショクになります。
図1
ドラ
さて、上家(カミチャ・自分から見て左の人)からが出たとしましょう。
ここでと鳴いて、を捨てればジュンチャンになります。
このように「既に完成しているメンツ(3枚1組)を鳴くこと」を食い替えといいます。
しかし、一発や裏ドラがあるルールでは、食い替えはできないところが多いのです。
そうしておかないと、一発消しのためだけに、食い替えが頻繁に出てしまうからです。
ちなみに、プロの競技会では一発・裏ドラがないので、食い替えは自由にできます。
さて、食い替えできないルールなのに、食い替えになる形で鳴いてしまった場合はどうしましょう。
例えば、図1の手でうっかりをチーと言ってしまった場合の対処法です。
方法は2つあります。
1つ目は、そのままをチーしておいて、以外の牌、例えばなどを捨てておくという方法。
2つ目は、罰符を1000点払ってチーを取り消すという方法です。
どちらを選んでも構いません。
図2
ドラ
たまに食い替えと勘違いされるのが、図2からをチーしてを捨てるケースです。
図1のときと同じようにをチーしてを捨てていますが、図2は食い替えにはなりません。
図1はとメンツができていたのに対して、図2はメンツが完成していませんね。
既に完成しているところをチーしなければ大丈夫なのです。
最後にあまり出ないケースですが、をチーして同じを捨てるというのも食い替えになってしまいますので注意しましょう。
■既に完成しているメンツを鳴くことを食い替えといいます。
■教室では、食い替えはできませんので注意しましょう。