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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 082.高点法
点数を計算するときに、見方によって高くも安くもできる場合があります。
このような場合、「高点法」という決まりに従います。
高点法とは「見方によって、高くも安くも計算できる場合には、一番高い点数にとらなくてはならない」という決まりです。
「高くしても良い」ではなく、「高くしなくてはならない」ということですので注意してください。
では、よく間違えやすい例を2つ見ていきましょう。
図1
ドラ
まず図1。でロンしました。
さて、子だと何点になるでしょうか。
チートイツだと決めてしまって、待ち牌のを右端によけて置いていると間違えやすいケースです。
実は、リャンペーコーになっているのですね。
チートイツは2翻、リャンペーコーは3翻ですから、高点法に従って、高い方のリャンぺーコーに取ります。
つまり図1の場合、チートイツ・ドラ2・バンバンの6400点ではなく、ピンフ・リャンペーコー・ドラ2・バンバンのハネマンで12000点になります。
図2
ドラ
続いて、図2です。
図2は待ちですが、ツモアガリした場合に高目と安目が出てきます。
役は、ツモ・中・ドラ1・バンバンの5翻で同じですが、符が違うのです。
をツモった場合は、ピンズの部分をとにしか取れないので、基礎20符+ツモ2符+中暗刻8符=ちょうど30符で、1000・2000。
しかし、ツモの場合は、ピンズの部分をとに取ることができるので、基礎20符+ツモ2符+中暗刻8符+カンチャン待ち2符=32符。
切り上げると40符なので1300・2600になるのです。
図1、図2から分かるように、役を高く取れる場合と、符を高く取れる場合の2通りあります。
■高くも安くも計算できる場合は、高い方で計算します。
■役を高く取れる場合と、符を高く取れる場合があります。