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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 080.役満のパオ
“パオ”とは漢字で書くと“包”。
責任払いという意味です。
現在の麻雀には、2種類のパオがあります。
1つは「振り込んだら、その人が1人で点数を払う」という、放銃一家包。
これは、普通に行っている約束ですね。
そして、もう1つが今回お話する“役満のパオ”です。
これは「役満を確定させる牌を鳴かせてアガられたら、役満を確定させる牌を鳴かせた人が責任払いする」という約束です。
ツモアガリの場合は1人で全額を、ロンアガリの場合は振り込んだ人と半分ずつ、払うことになります。
さて、役満を確定させる牌には何があるでしょう。
図1
図2
図1は、をポンされると大三元が確定してしまいます。
また、図2はをポンされると大四喜ですね。
このように、役満のパオには大三元と大四喜の2種類があります。
四カンツも4つ目をカンされると役満が確定してしまいますが、大三元や大四喜のように特定の牌ではないので、特にパオにはしていないのです。
ただ、「責任払いすればいいんでしょ」とばかりに、役満を確定させる牌を捨てるのは良くありません。
その1回で、トップがほぼ確定してしまうからです。
また、相手が図1や図2のように鳴いているときには、リーチは控えましょう。
リーチをしてしまったら、何が来ても捨てなくてはならないからです。
役満を確定させる牌を持ってきてしまったら、オリるかその単騎マチにできるようにしていきましょう。
この役満のパオという約束は、「そのような牌は捨ててはいけませんよ」という意味で存在するのです。
■役満のパオには大三元と大四喜の2種類あります。
■役満を確定させるような牌は捨てるべきではありません。