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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 078.テンパイについて
アガリになる1つ前の状態をテンパイといいます。
しかし、あと1枚でアガリの形になる手牌でも、テンパイにならない場合があるのです。
それは「自分の手の内だけで、全てのアガリ牌を使ってしまっている場合」です。
図1
ドラ
例えば図1。
カンチャンの待ちですが、自分でそのをカンしてしまっています。
これは、テンパイにならないのです。
ただし、他の人がをカンしている場合や、場に待ち牌が全て出てしまっているという場合は別に構いません。テンパイになります。
あくまで、自分の手の内だけを見てアガリ牌を使い切っていなければ良いのです。
場に全て待ち牌が出ている場合でも、テンパイとは認めないルールもあります。
しかし、流局する度に場に出ている枚数を数えるのは大変ですよね。
さらに、リーチ後に待ち牌をアンカンされてしまったら、それはテンパイにならない?すなわち、ノーテンリーチになってしまうということでしょうか?
決まりごとは、ゲームが面白くなるなら良いのですが、そうでなければ簡単な方が望ましいのです。
図2
ドラ
図2のような場合もテンパイになりません。
現在待ちですが、自分の手牌だけでアガリ牌が無い状態にしてしまっているのでテンパイにならないのです。
これも、相手がをポンしている場合ならばテンパイになります。
図3
ドラ
図3は、今のところ役が無い形式テンパイ(077.形式テンパイについて)ですが、これはテンパイになります。
をカンしてのリンシャンカイホーや、ハイテイ等でもアガれるからです。
偶然役(066.偶然役)も立派な役ですからね。
■全てのアガリ牌を使っている場合はテンパイになりません。
■形式テンパイはテンパイになります。