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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 075.フリテンについて
待ち牌のうち1種類でも自分で捨てている場合、ロンアガリはできなくなる。
これがフリテンの約束です。
ただ、勘違いも起きやすいルールですので、もう一度間違えやすいポイントを確認しましょう。
図1
ロン
図1はジュンチャン、サンショクのアガリです。
しかし、捨て牌にが捨ててありました。
図1はサンショクの部分を分けて並べていたのですが、理牌(リーパイ・種類ごと数字順に並べること)をするとの他に、の待ちもあることが分かります。
つまり、フリテンになってしまっているのです。
ここで勘違いしやすいことが、3つあるので気を付けましょう。
1つ目は「では、役が無いから捨てないと仕方がなかったのです。それでもフリテンなのですか?」というもの。
確かに、鳴いてしまっているので、をツモってもアガれません。
しかし、フリテンは役の有り無しに関係ないのです(ハイテイでならばアガれますから)。
図1の場合ならかをツモるまで待つか、やが来て手が替わるのを期待しましょう。
2つ目は「捨てているのはだから、種類の違うならいいのでは?」というもの。
フリテンは、牌の種類やスジといったものは、全く関係ありません。
アガリ牌を1つでも捨てていたら「ロン」できない。これだけなのです。
3つ目は、「図1のように分けてとのシャンポン待ちに見れば、待ちは無くなるからフリテンでなくなるのでは?」というもの。
残念ながら、マージャンでは「私はこの待ちは要らないの」ということはできません。
井出洋介プロの言葉を借りれば、
「マージャンの神様がいるとして、その神様が見てありうる全ての待ちが、その手の待ち牌なのです。そこには、私はこうしたいといったことは、一切入らないのです。」
ということになります。
■待ち牌のうち1種類でも自分で捨てていたらフリテンです。
■フリテンに役の有り無し、牌の種類、スジは関係ありません。