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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 072.一色手について
一色手とは、ホンイツとチンイツの2つを言います。
一色手の特徴は、鳴いて(ポン・チーして)1翻下がっても高得点になりやすいことです。
しかし、捨て牌から相手に狙いを知られやすいという欠点もあります。
さて、一色手は鳴いてアガることが多いのですが、この鳴き方もうまくやらないとかえってアガリにくくなってしまいます。
図1
ドラ
例えば図1。
ここに上家からが出ました。
ここからチーをするのはあまり良くありません。
で鳴いても、で鳴いても、残る形がペンチャンやカンチャン、シャンポンばかりになってしまいますね。
図1は、まだチートイツの可能性もありますし、は鳴かない方が良さそうです。
鳴くときは、ペンチャンやカンチャンなど、悪い待ちを鳴くことが重要です。
なぜなら、1つ鳴いた後は警戒されて、あまり鳴かせてくれなくなりますね。
つまり、それ以降は、自分のツモだけに頼ることが多くなるのです。
そのため、ツモりやすい所は鳴かずに、ツモりにくい悪い待ちを鳴く方が良いのです。
図2
ドラ
続いて図2です。
今ももオタ風(他人の風)だとします。
ここで、2枚目のが捨てられると、2枚目だからとポンしていませんか。
ポンすればテンパイにはなりますが、鳴いたホンイツのみでは2000点にしかなりません。
ホンイツのみになってしまう手は鳴かないで我慢する方が良いでしょう。
メンゼン(鳴いていない状態)でアガれば、3翻ですから最低でも5200点にはなります。
図2からは2枚目でもはポンしないでおいて、にやがくっつけば、を捨ててピンフ・ホンイツを狙う方が良さそうです。
■鳴くときは、待ちの悪いところだけを鳴くようにしましょう。
■ホンイツのみの手は、我慢して鳴かないようにしましょう。