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今回は “偶然役”についてお話します。
“偶然役”とは、あるタイミングでアガると、もらえる役のことで、ハイテイ(海底撈月)・ホーテイ(河底撈魚)・リンシャンカイホー(嶺上開花)・チャンカン(搶槓)の4つがあります。
まず、“ハイテイ”についてですが、これは知っている方も多いでしょう。
1局の最後の牌でツモアガリした場合に、この役になります。
次に、“ホーテイ”。
これも「ハイテイ」と呼ばれることが多いのですが、こちらは1局の最後の捨て牌でロンアガリした場合に、この役になります。
1局の最後の牌で、ツモなら“ハイテイ”、ロンなら“ホーテイ”ですね。
続いて、“リンシャンカイホー”です。カンをすると、牌山の最後尾から1牌補充します。
この牌を嶺上牌(リンシャンパイ)といい、嶺上牌でツモアガリするとリンシャンカイホーになります。
最後に“チャンカン”。
これは他の人が加槓(カカン・すでにポンしてある牌に、同じ牌を加えて槓すること)をしたとき、その牌がアガリ牌である場合はロンアガリでき、この役になります。
チャンカンできるのは、加槓のときだけで、暗槓(アンカン)に対してはロンできないので注意してください。
チャンカンは説明だけではわかりにくいので、例を挙げます。(図1)
図1
ドラ
現在待ちでテンパイです。
しかし、はポンされていて残り1枚。
ここで、をポンしている人が、さらにを持ってきてカンをしました。
さあここです。「カン」と言ってを付けた瞬間に、「ロン」と言いましょう。
すると、チャンカンでアガることができるのです。
タンヤオ・ピンフ・サンショク・イーペーコーにチャンカンの1翻も付くので、ハネ満のアガリになります。
■最後の牌で、ツモならハイテイ、ロンならホーテイです。
■チャンカンは加槓の場合だけ、暗槓にはロンできません。