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063. ピンフについて

ピンフはリャンメンをつくっていけば、自然とできることが多い手役です。

ただ、そのピンフを、ちょっとしたことで見逃していることが結構あるのです。

図1

1万2万3万7万8万2筒3筒4筒7筒8筒9筒5索6索7索  ドラ 西

まず図1。

7万8万を捨てるとテンパイですが、どちらも役無しです。

とりあえずどちらかを捨てますが、「役が無いからしょうがない」と言って、このまま単騎待ちでリーチをしてしまっていませんか?

それは、あまり得ではありません。

1万2筒4筒9筒5索7索のどれをツモってもピンフになるからです。

このように、全てシュンツ(順番の3枚1組)の手の単騎待ちは、ピンフになりやすいのです。

図2

2万2万4万4万4万1筒1筒2筒2筒3筒3筒5索6索  ドラ 1筒  ツモ 3万

続いて図2。

テンパイしていて、役もあるのでロンアガリできる状態です。

さて、ここに3万をツモりました。

こういう3万を捨ててしまっていませんか?

実は、ここで2万を捨てればピンフになるのです。

暗刻の4万が完成していると決めてしまわず、2万3万4万というシュンツと4万4万のアタマに変わることがあると覚えておくと良いでしょう。

図3

4万4万5筒5筒6筒7筒8筒1索2索3索7索8索9索  ドラ 中

次に図3です。

今は役がありませんが、これもリーチをしないで手替わりを待つ方が良いでしょう。

今は4万5筒のシャンポン待ちですが、真ん中の牌同士のシャンポンはリャンメンになりやすいからです(006.カンチャンとシャンポン)。

図3なら3万5万4筒6筒7筒9筒のどれが来てもピンフになりますね。

■全てシュンツの手の単騎待ちは、ピンフになりやすいです。

■一つ替わるとピンフになるケースは結構多いのです。

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