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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 053.チートイツの点数
前回はピンフツモの点数についてお話しました。(052.ピンフツモの点数)
さて、今回はチートイツの点数です。
これも特殊な計算ですが、出てくる数字はいつも同じですので、結果だけ覚えてしまいましょう。
「チートイツの点数の歴史」
昔は、チートイツを「0翻100符」で計算していました。
チップ1枚が100×(2の0乗)=100というわけです。(数学の決まりで2の0乗=1)
しばらくして、1翻しばりというルールができ、チートイツが0翻ではマズイということになりました。
そこで、チートイツは1翻にしようとなったのです。
しかし、100符のままでは高いので半分の「50符」にしました。
こうすると、チップ1枚が50×(2の1乗)=100で、今までと同じになるというわけですね。
さらにその後、マンガン以上のハネマン・倍マンなどができ、チートイツが1翻では低いと2翻になりました。
そして、符を今までの半分の「25符」としました。
チップ1枚が25×(2の2乗)=100。ちょうど100点で今までと同じですね。
こうして、現在のチートイツは「2翻25符」という変な符になったのです。
「チートイツの点数」
しかし「2翻25符」という覚え方をするよりも、チートイツの点数は常に同じ数字が出るので、そちらの数字を覚えてしまう方が良いのです。
計算をすると、チートイツ・バンバンの4翻。符は25符。
チップ1枚が25×(2の4乗)=400ですので、子なら400×4=1600点になります(親なら400×6=2400点)。
「チートイツは1600点(親なら2400点)」
これを覚えてしまいましょう。
「チートイツに他の役が付いたら」
今度はチートイツ以外に、タンヤオやツモ、ドラなどが付いた場合です。
チートイツは、便利なことに役が1つ増えるごとに、点数がちょうど倍々になるのです。(マンガンまでは)
チートイツのみなら、1600点。
1翻増えれば、倍の3200点。
2翻増えれば、さらにその倍で6400点ですね。
(親なら2400・4800・9600)
ツモの場合、メンゼンツモの1翻が増えるので、1600点の倍で3200点。
よって、800・1600(子が800点、親が1600点払う)となります。
■チートイツは1600点と覚えてしまいましょう。
■チートイツ以外に1翻増えるごとに、ちょうど倍々の点数になります。