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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 051.ピンフでないなら
たまに、リーチをしてアガったときに「リーチのみだから1000点ね」という声が聞こえることがあります。
さて、この言葉で「あれ?」と思いましたか?
何がおかしいかというと、リーチのみ(リーチ・バンバン)で1000点ということは有り得ないからです。
リーチをしてアガれば、最低1300点になるのです。
なぜならリーチのみということは、ピンフではないということですね。
ピンフとは小符(待ちの形、牌の組み合わせの符)が付かないアガリのこと。
逆を言えば、ピンフでないなら、どこかに必ず小符が付いているということなのです。
基礎20符+メンゼンロン10符+小符で32符以上になるので、切り上げれば40符以上。
よって、最低1300点はあるのです。(ちなみにピンフであっても、リーチをすれば2000点になるので、やはり1300点以上になりますね)
結構、「役が1つならば1000点」と思ってしまっている方が多いようです。
では問題です。
図1の手をでロンアガリしました。リーチをしていない場合、何点になるでしょうか。
図1
ドラ
役はイーペーコー・バンバンの3翻。がアタマより、ピンフになりません。
次に符ですが、「049.12符判別法」でお話した、小符が12符を越えない場合の表を覚えていますか。
コーツが1つ以下の場合、ピンフ以外のメンゼンロンは40符でしたね。
図1の手は、コーツが1つも無く、またピンフでもないので40符です。
正確に計算すれば、基礎20符+メンゼンロン10符+役牌のアタマ2符=32符。これを切り上げて40符。
よって、3翻40符で1300点になります。
■ピンフでないなら、どこかに必ず符が付いています。
■ピンフでないメンゼンロンは、最低40符になります。