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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 050.食いピンフ形の点数
食いピンフとは、「鳴いたピンフ」のことですが、現在では役になりませんね。
ピンフの役や点数は、色々と変わり現在の方式になったのです。
昔は、鳴いていても鳴いていなくても、ピンフの役がもらえていました。
その代わりに、ツモアガリの場合は、ピンフの役が消えていたのです。
というのは、もともとピンフとは「符が付かないアガリ」のことで、ツモアガリだとツモの2符が付いてしまうので、ピンフではないでしょうというわけです。
しかし、それではツモの方がロンより難しいのに、ピンフの場合はツモるとかえって点数が安くなるという変なことが起きてしまいました。
そこで現在では、ピンフツモを認める代わりに、ツモの2符を付けないようになったのです。
続いて、本題の食いピンフ形の点数についてです。
図1
ロン
図1は何点になるでしょうか。ドラはありません。
役は、タンヤオ・バンバンで3翻です。
問題は符がいくつか。
基礎が20符で、あとは何もありません。
すると、20符3翻、20×2×2×2×4=640で切り上げて700点?
実は違うのです。
この食いピンフ形のときは、点数計算の特例で10符加わり、30符で計算します(食いピンフ形の10符加符)。
食いピンフの1翻が無くなった代わりに、10符付けるようになったのです。
ここで言う「食いピンフ」とは、昔のピンフ。
つまり、ツモると無くなってしまうピンフのことです。
ただ「食いピンフ形の10符加符」などと、難しい覚え方をしなくても構いません。
20符になるのはピンフツモのときだけ、その他は最低30符あると覚えてしまいましょう。
計算してみて、ピンフツモでないのに20符ならば、30符にしてしまって良いということです。
■食いピンフ形のロンアガリは、10符加符されます。
■20符はピンフツモのときだけ、それ以外は最低30符です。