無料麻雀講座 | 【1jann.com戦術部門】
トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 049.12符判別法
ベテランの方になると、簡単な符計算ならパッと見ただけでできてしまいます。
これは慣れによるものもありますが、実はコツがあるのです。
符を出すときに、1の位は最後に切り上げますね。22符であろうが、28符であろうが結局は30符。
つまり小符(待ちの形、牌の組み合わせの符)が12符を超えなければ、10の位の符が切り上がることは無いのです。
図1
図1は、小符が12符を超えない場合(0〜10符)の最終的な符です。
「ピンフ以外のメンゼンロン」なら20符(基礎)+10符(メンゼンロン)+・・・(小符)=3○。
○がいくつでも10以下なら切り上げて40符ですね。
小符が12符を越えることは少ないので、ほとんどのアガリが図1でできてしまうのです。
図1を覚えることが、早く符を計算するコツになります。
まずは、「ピンフ以外でメンゼンロンならば40符」と覚えてしまいましょう。
あとは「その他は全て30符」なのです。
それだけで図1は覚えられます。(ピンフツモが20符なのはもう覚えていますね)
次に、小符が12符あるかどうかの調べ方です。
牌の組み合わせで符が付くのは、コーツ(同じもの3枚)の場合ですね。
このコーツの中で一番高い符は、1・9・字牌が暗刻のときで8符。
8符ということは、それだけでは12符に届かないのです。
つまり、コーツが1つ以下ならば、最後に挙げるケース以外は12符を超えることはないので、符を数える必要が無いのです。(図1の符になります)
コーツが1つで12符を超えるケースは、1・9・字牌の暗刻(8符)があり、ツモ・1つ待ち・役牌の雀頭(各2符)のうち2つ以上がある場合だけです。
■小符が12符以上無ければ、必ず図1の符になります。
■コーツが1つ以下ならば符を数える必要はありません。