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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 046.得点効率の良いリーチ
リーチをしてアガれば、一発や裏ドラの可能性が出てきます。
しかし、一発や裏ドラも毎回付くわけではありません。
一番裏ドラが乗りやすい形でも、1枚乗る確率は約38%。つまり3回に1回程度しか乗らないのです。
そこで今回は裏ドラに頼らなくても、高くなるリーチについてお話しします。
前回(045.高い手の場合のリーチ)でお話したように、マンガンまでは1翻増えるごとに点数が2倍になります。
さて2倍になるということは、安い点数を2倍にするよりは、大きな点数を2倍にする方が良いですね。
つまり「マンガンに届かないけど、なるべく高くなる手」が一番得点効率の良いリーチになるのです。
さて、それにはどのようなケースがあるでしょう。
図1
ドラ
まず図1の手です。
ダマテン(リーチをしないでアガること)でロンアガリすると、どれでアガっても、役はタンヤオ・ピンフ・イーペーコー・バンバンの5翻。
ピンフのロンアガリは30符ですから、3900点になります。
この手でリーチをすると、3900点の上なので、ほぼマンガンの7700点ですね。
これなら、リーチ棒の1000点で3800点増えるので、得なリーチとなります。
図2
ドラ
続いて図2。
ダマテンなら、ロンアガリで2600点(タンヤオ・ドラ1の40符)になります。
この手は、リーチをしてツモアガリしたときに、得になるのです。
リーチをしてツモアガれば、リーチ・ツモ・タンヤオ・ドラ1・バンバンの6翻30符で2000・3900。
これも、ほぼマンガンになりますね。
以上より、得点効率が良いリーチは、ダマテンで2600点〜3900点の手(ピンフ以外で2翻ある手)ということになります。
■裏ドラは3回に1回程度しか乗りません。
■得点効率が良いリーチは、ピンフ以外で2翻ある手です。