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045. 高い手の場合のリーチ

ダマテン(リーチをしないでテンパイしておくこと)でマンガン以上ある場合、リーチをする方が良いでしょうか? しない方が良いでしょうか?

マージャンの役を数える単位は「翻(ハン)」と言います。

「翻」とは2倍するという意味で、1翻増えるごとに点数は2倍になります。

しかし、マンガン以上になる場合は、2倍にはならないのです。

まず、図1を見てください。

図1

1万2万3万1筒2筒1索2索3索7索8索9索白白  ドラ 西

この手をダマテンでロンアガリすると、役はチャンタ・サンショク・バンバンの6翻。

符は40符になるので、マンガンになります。

ここでリーチをしても、ロンアガリした場合は7翻ですから、結局マンガンで変わらないのです。

確かにツモればハネマンになりますが、あまり良い待ちではありません。

また、リーチをして、さらにツモって増えるのは4000点。

それならば、リーチをして警戒されて8000点をアガリ損ねてしまう方がもったいないでしょう。

図2

2万3万4万4万5万6万6筒7筒2索2索2索6索6索  ドラ 4万

続いて図2。

この場合、ダマテンでロンアガリすると5200点(タンヤオ・ドラ2・バンバンの5翻で40符)。

リーチをすると、6翻になるのでマンガンです。

5200点が8000点になるなら悪くないようですが、これもリーチをしない方が良いでしょう。

それは、ツモアガリのときにあまり得ではないからです。

ツモアガリなら、ダマテンでも6翻30符で2000・3900。

リーチをすると、7翻なのでマンガンの2000・4000になります。

ということは、リーチ棒1000点を出しても、増えるのはたったの100点なのです。

以上のことから、ダマテンのツモアガリでマンガンある手(ツモ・ピンフ以外で3翻以上ある)ならば、リーチをしない方が良いと言えます。

■リーチをしてもあまりアガリ点が増えないことがあります。

■マンガン以上ある手はリーチをしない方が良いでしょう。

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