無料麻雀講座 | 【1jann.com戦術部門】
トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 044.リーチの手順
今回は、リーチの手順ついてお話します。
リーチは、次の手順でしますが、この順番にもちゃんとした意味があるのです。
1、リーチと発声する。
2、牌を横向きに、捨て牌をする。
3、リーチ棒(1000点)を捨て牌の前に置く。
さて、この手順でリーチをしなかった場合、何が起きてしまうでしょうか。
「1と2を逆にした場合」
たまに、普通に捨て牌をして、それから「やっぱりリーチしちゃえ」と、牌を横向きにする方を見かけます。
しかし、これはいけません。
リーチをして1巡以内でアガると、一発という役が付きますが、これはポン、チー、カンをされると消えてしまいますね。
ということは、普通に捨てておいて鳴かれなければリーチ、鳴かれたら次にリーチをして、一発を消されないようにしようと選ぶことができてしまうのです。
「2と3を逆にした場合」
リーチ宣言牌(リーチのときに捨てた牌)でロンされた場合、リーチ棒を出さなくてはいけないのですか、と聞かれることがよくあります。
リーチは、宣言牌でロンされなかったときに成立するので、この場合リーチ棒を出す必要は無いのです。
先にリーチ棒を出すと、成立しなかったときに、ひっこめなくてはなりませんし、間違って相手に取られてしまうかもしれません。
余計な動作はトラブルの元になってしまうので気を付けましょう。
また「通ればリーチ」という言葉を聞いたことがあるかも知れませんが、元々通らなければリーチではないのですから、余計なことは言わない方が良いでしょう。
■リーチはまず発声してから、牌を横向きして捨てます。
■リーチ棒はリーチ宣言牌でロンされなかったら出しましょう。