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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 040.高い手をアガらせてない?
一色手や役牌ドラ3をアガられると、高得点になってしまいます。
考えてみると、これらの手は、鳴いてアガられることが多いのではないでしょうか。
特に、自分が捨てた牌をチーできるのは、下家(しもちゃ・自分の右側の人)だけです。
逆に言えば、チーさせるもさせないも、自分次第ということになります。
図1
ドラ
下家がをと鳴いていて、マンズのホンイツ狙いだとしましょう。
そのときの、自分の手牌が図1です。
わずかに〈567〉のサンショクも見えますが、余っている、、は下家に鳴かれる可能性が高い牌です。
さらに、これらを捨てても、まだアガリには遠い手牌ですね。
そこで、ここはを捨てて、様子を見る方が良さそうです。
2つ3つ鳴かせてから、ツモアガリされて「ツモるなんてツイてるわね」と言う方がいます。
しかし、このケースは相手を応援してしまっているのです。
アガリにくい手のときは、せめて相手の手助けをしないようにしましょう。
図2
ドラ
続いて、ドラについてです。
後で捨ててロンと言われるよりも、ポンならまだ点数は払わないで済むからと、早い時点から捨ててしまう方がいます。
しかし、相手の手が図2ならどうでしょう。
この手からいきなりやが出てもチーしないでしょうが、ドラのならポンしやすいですね。
しかも、をポンした後なら、やなども迷わずにチーできるようになり、相手のアガリのチャンスを増やしてしまうのです。
ドラは1枚で使いにくくても、自分がアガれそうになるまで(できればテンパイまで)は捨てない方が良いでしょう。
■アガれそうでなければ、相手を助けないようにしましょう。
■ドラはアガれそうになるまで捨てない方が良いでしょう。