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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 039.手出しツモ切り
「手出し」とはツモってきた牌を残して、手の内から何か牌を捨てること。
「ツモ切り」とはツモってきた牌を、そのまま捨てることを言います。
手出しの牌は、それまでに捨てられた牌よりも必要だったため手の内にあった可能性が高く、そこから相手の手を読むことができるのです。
例えば、上家(カミチャ・自分の左側の相手)がとをポンして、図1の捨て牌だとしましょう。
図1(捨て牌)
ドラ
序盤にピンズが出ていないので、ピンズのホンイツは怖いところです。
ところが、ここで図1の捨て牌をしている上家が、の次に、手出しでを捨ててきました。
こうなると、ホンイツよりもチャンタの可能性の方が高いとわかります。
というのは、やよりもの方が後に出た、つまりより必要だったのだろうと読めるからです。
図2
ドラ
さらに、図1の捨牌をしている人に対し、対面(トイメン・自分の正面の相手)がドラのを捨て無事通りました。
そのときの、自分の手が図2です。
ここで、次に上家がツモ切りだったかどうかを、しっかりと見ておきましょう。
もし、ツモ切りなら手が替わっていないのですから、はほぼ安全とわかります。
逆に、上家が手出しをしたならば、今度はでロンされてしまう可能性が十分あります。
手出しかツモ切りかを見ておけば「えっ、さっき通ったから安心して切ったのに」という、振り込みも減らせるでしょう。
■手出しの牌は、より必要だった可能性が高いです。
■ツモ切りなら前巡に通った牌はほぼ安全とわかります。