無料麻雀講座 | 【1jann.com戦術部門】
トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 035.合わせ打ち
合わせ打ちとは、前の人が捨てた牌と同じ牌を捨てることをいいます。
主に役牌の処理に使われることが多いのですが、合わせ打ちをすると何が良いのでしょうか。
前の人が捨てた役牌がポンされなかったということは、まだ誰にもトイツ(2枚)になっていない可能性が高いと考えられます。
それならば、今のうちに合わせ打ちで捨てておけば、ポンされないで済むことが多くなるのです。
役牌を鳴ければ早アガリできますし、ホンイツやトイトイと複合したときや、ドラを多く持っているときには高得点になってしまいますね。
ポンされない方を先に捨てて、ポンされる方をおさえれば、相手の手を進めにくくできます。
そのため、不要な役牌を捨てるときは、合わせ打ちをできるものから捨てる方が良いでしょう。
図1
ドラ
図1は、タンヤオや三色を狙えそうです。
普通ならを捨てるのですが、相手にを捨てられたら、合わせ打ちをしておく方が良いでしょう。
図2
ドラ
今度は、図2の手牌で直前にを捨てられたとしましょう。
しかし、この場合は、合わせ打ちはしない方が良さそうです。
なぜなら、この手は役を付けにくいので、まだを重ねての役牌にも期待したいからです。
先に他の人に2枚目を捨てられてしまっても、今度は安全牌にすることもできます。
図2からは、より不必要なを捨てておく方が良いでしょう。
合わせ打ちも、自分に不必要な役牌の処理に使えば良いのであって、自分の手に必要なら、慌てて合わせ打ちすることはないのです。
■合わせ打ちをすると相手の手を進めにくくできます。
■自分に必要な牌なら合わせ打ちすることはありません。