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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 030.ノーチャンスについて
オリているときに、相手の現物(ゲンブツ・相手が捨てている牌)が無くなってしまうことがありますね。
そのようなとき頼るものの1つに“ノーチャンス”があります。
ノーチャンスとは「(自分の手牌と場に出ている牌を合わせて)4枚見えた牌を相手は持っていない」ということを利用して、安全な牌を探す方法のことです。
図1
ドラ
例えば図1。
流局間際で、残念ながらもうツモ番がありません。
それなら、たとえドラ4でもノーテンですからロンされない牌を捨てましょう。
実は、図1には全員に必ず安全な牌があるのです。
何だか分かりますか?
答えは、ドラの。
なぜなら、ドラがということは、ドラ表示牌はです。
自分の手と合わせてが4枚見えたので、相手にはのリャンメン待ちものカンチャン待ちも無いことが分かります。
さらに、も4枚持っているので、相手にはのシャンポン待ちもタンキ待ちも無いのです。
図1の例は完全な安全牌でしたが、同じように読めばリャンメン待ちには安全とわかることがあります。
例えば、が4枚見えた場合、というリャンメンはできないので、は安全です。(リャンメンに関してだけ言えば)
ただし、はと持たれていることもあるので、安全とは言えません。
リャンメンに関しては、4枚見えた「2」「3」「7」「8」の外側(5に遠い方)が安全ということになります。
以下はリャンメン待ちに関する安全牌です。(マンズ・ソーズも同じ)
が4枚見えた場合、 は安全。
が4枚見えた場合、 は安全。
が4枚見えた場合、 は安全。
が4枚見えた場合、 は安全。
が4枚見えた場合、 は安全。
が4枚見えた場合、 は安全。
が4枚見えた場合、 は安全になります。
■ノーチャンスから安全牌が見つかることがあります。
■相手は、4枚見えた牌を持っていることはありません。