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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 029.またぎスジについて
相手からリーチをされたときに、自分の手がまだイーシャンテン(あと1つでテンパイになる状態)にもなっていないならば、振り込まないようにする方が良いでしょう。
場合によってはベタオリ(手を崩して安全牌を捨てていくこと)でも仕方ありません。
しかし、オリていても安全牌が無くなることもあるでしょう。
リーチ者の現物(捨てている牌と同じ牌)以外は、全てロンされる可能性があるのですが、その中でも特に危険な牌がいくつかあります。
そのひとつが“またぎスジ”です。
“またぎスジ”とは「捨てられた数牌の、その捨牌をまたぐスジ」のことをいいます。(028.スジとは)
のまたぎスジは、
のまたぎスジは、 と
のまたぎスジは、 と
のまたぎスジは、 と
のまたぎスジは、 と
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のまたぎスジは、 になります。
(マンズ・ソーズも同じ)
このまたぎスジですが、終盤(リーチ宣言牌やその1〜2つ前)のまたぎスジは危険になることが多いのです。
例えば、とあるときは、なるべくそのままの状態で持っているようにするでしょう。
が来てもが3枚になってもいいですし、をアタマにすることもできるからです。
しかし、手が整ってきて、ここから何か1枚捨てる場合はを捨ててリャンメンにすることが多いですね。
そのため、終盤のまたぎスジは待ち牌になっていることが多いのです。
逆に考えてみると、いきなりからを捨てるケースは少ないわけですから、序盤のまたぎスジは比較的安全と言うことができます。
つまり、またぎスジはすべて危険なわけではなく、「序盤のまたぎスジは比較的安全」「終盤のまたぎスジは比較的危険」となるわけです。
これは余談ですが、リーチ宣言牌の近くの牌で待つことを“そばテン”といいます。
テンパイぎりぎりまで持っている牌は、手牌に必要なため残っていることが多いので、その結果そばテンになりやすいのです。
そのためリーチ宣言牌の近くの牌は、例えスジになっていたとしても、ちょっと疑ってみる方が良いでしょう。
■終盤のまたぎスジは危険なことが多いです。
■そばテンには注意しましょう。