無料麻雀講座 | 【1jann.com戦術部門】
トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 028.スジとは
もともと、スジとは、リャンメンの待ち牌を表すものです。
リャンメンは、「連続した2つの数字からできるターツ(シュンツになる1つ前の状態)で、待ちが2つになるもの」なので、次の6つになります。(マンズ・ソーズも同じ)
( 待ち ) ( 待ち )
( 待ち ) ( 待ち )
( 待ち ) ( 待ち )
この6つの待ち、「1・4」「4・7」「2・5」「5・8」「3・6」「6・9」がスジになります。
スジを表すときに「イー・スー・チー(1・4・7)」「リャン・ウー・パー(2・5・8)」「サブ・ロー・キュー(3・6・9)」などといいますが、これは上の図の隣どうしをまとめたもので、実際は「1・4と4・7」「2・5と5・8」「3・6と6・9」は別々の物なのです。
ただ、覚えるには便利なので、まとめた形で覚えてしまいましょう。
スジを覚えるには、携帯電話の数字ボタンを見るという手もあります。
携帯電話の数字ボタンを縦に見ると、一番左が「1・4・7」、真ん中が「2・5・8」、一番右が「3・6・9」と、まさにスジになっているのです。
さて、次にスジが利用されたのは、相手の安全牌を読むことでした。
現在のマージャンには、フリテンという約束があります。
これにより、リーチの捨て牌にが捨てられていれば、やはロンと言われにくいことがわかるのです。
なぜなら、リャンメン待ちでを待とうと思ったら、の形で待つしかなく、必ず待ちもセットでついてきてしまうからです。
これをまとめると、
が出ていれば、とはリャンメン待ちには安全。
が出ていれば、とはリャンメン待ちには安全。
が出ていれば、とはリャンメン待ちには安全と言えます。
この考え方が使えるのは、リャンメン待ちの場合だけです。
しかし、手を進める基本はリャンメンを大切にすることなので、比較的信用できるでしょう。
ただし、が捨てられている場合のなど、遠いスジと呼ばれるものはほとんど信用できません。
が捨てられていても、相手がと持っていれば、ももロンされてしまうからです。
もし、と両方が捨てられていれば、リャンメン待ちならばはフリテンになるのでロンされません。
リャンメン待ちの場合、4か5か6の牌が出ていればそのスジは安全ですが、1〜3、7〜9が一枚出ているだけでは安全でないというわけです。
■スジはマンズ、ピンズ、ソーズそれぞれ6つずつあります。
■遠いスジはほとんど信用できません。