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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 022.アタマについて
突然ですが問題です。
鳴かない場合、図1と図2のどちらがテンパイしやすいでしょうか?
図1
ドラ
図2
ドラ
テンパイのあと、アガリやすく点数が高いのは、もちろん図1の方ですね。
しかし、テンパイということだけ考えるとどうでしょう。
図1は、かの5種類のうち、どれかが来ればテンパイします。
各種類4枚ずつあり、は自分で1枚使っているため、5種類19枚でテンパイになります。
図2は、やが来たときの他、やがアタマになっても良いので、6種類のうちどれかが来れば、テンパイします。
各種類4枚ずつあり、、は、自分で1枚ずつ使っているため、6種類20枚でテンパイになります。
なんと、1枚の差ではありますが、図2の方がテンパイしやすいのです。
この差は、図1はアタマが固定されているのに対し、図2はどこがアタマになるか決まっていないというところから来ています。
テンパイのしやすさを考えると、途中段階ではアタマをどこにするか決めてしまわない方が良いのです。
できているアタマをわざわざ無くすことはありませんが、途中段階でアタマにもメンツ(3枚1組)にもできるという場合には、まずメンツを優先しましょう。
2枚1組で良いアタマより、3枚で1組のメンツの方が作りにくいからです。
途中段階ではアタマをどこにするかを決めてしまわないで手を進めるのが、早くテンパイさせるコツになります。
「最速のテンパイを組むための捨て方」が分かる戦術書、「受け入れ枚数理論」は、こちらで紹介しています。
■アタマにもメンツにもできる場合、メンツを優先しましょう。
■途中段階ではアタマを決めてしまわないようにしましょう。