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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 017.オーラストップ目での打ち方
今回の題名“オーラストップ目”の意味はわかりますか?
“オーラス”とは、南4局のことで、「オールラスト」の略語からきています。
“トップ目”とは、現在トップであるということ。
つまり、南4局の段階でトップにいるということです。
あとは何点でもアガればトップです。(親でなければ)
さて、このオーラストップ目という状況では打ち方も少し変わってきます。
2つのコツをお話しますが、基本は振り込みやすい状態にしない事です。
まず、1つ目は鳴き過ぎないことです。
早くアガれれば良いのですが、そのために3つも4つも(!)鳴いてしまっては、振り込みやすくなってしまいます。
2つ目は、リーチをしないでアガれるようにすることです。
リーチをするとアガリ牌以外全て捨てなくてはならないので、無防備になってしまいます。
振り込んでから「リーチだから仕方ない」ではなく、リーチをしないで済むように役ありテンパイを目指すべきだったのです。
では、1つ例題を見てみましょう。
図1
ドラ
図1はオーラストップ目で、子の2巡目の手牌です。
1枚捨てるのですが、何か手役が付くように工夫しましょう。
できそうな手役は、タンヤオか役牌。
ここから字牌を捨てて、次にペンが来てもタンヤオになりにくく、結局「しょうがないからリーチ」になってしまいそうです。
それならば、タンヤオと役牌の重なりを考えて切りが良いでしょう。
ちなみに自分がオーラストップ目で親の場合、流局したときにノーテンならばゲーム終了なのでトップ確定ですね。
そこで、ノーテン罰符を払っても逆転されない4000点以上の差がついているときは、流局したときにテンパイしていても「ノーテン」と言って牌を伏せれば良いのです。
■オーラストップ目では鳴き過ぎないようにしましょう。
■オーラストップ目は役ありテンパイを目指しましょう。