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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 016.チートイツとトイトイの分岐点
チートイツにするか、トイトイにするかは、結構迷うところだと思います。
その分岐点でどちらを狙えば良いのか、次の例から考えてみましょう。
図1
ドラ
まず図1。
ここからをポンするのは、あまり良い手ではありません。
なぜなら、チートイツならイーシャンテン(あと1つでテンパイする状態)ですが、ポンしてしまうとリャンシャンテン(テンパイまであと2つ必要な状態)になってしまうからです。
また、ポンした後に残る部分はと真ん中の牌ばかり。
真ん中の牌は相手も必要とすることが多いので、簡単には出てきにくいですね。
しかも、うまくポンしていけたとしても、最後にはドラのが余ってしまいます。
そして、アガリ点はトイトイのみの2000点か2600点にしかならないのです。
一方、チートイツならばドラを捨てずに使い切ることができますし、アガればチートイツドラ2で6400点。
また、持ち点が少なければ、ドラ待ちでリーチをしても良いでしょう。
うまいことツモれれば、ハネマンになるのです。
図2
ドラ
続いて図2。
これならやをポンしてトイトイにしても良いでしょう。
この場合は、暗刻が1つ()あるので、ポンしてもイーシャンテンのまま。
しかも、残った部分が端寄りの牌(、)なのでポンしやすいのです。
また、点数もチートイツのみは1600点ですが、図2ならトイトイに役牌で最低でも5200点。
三暗刻になればハネマンの可能性もある手なのです。
チートイツからトイトイにする場合、「暗刻が最低1つあるか」「役牌があるか」「鳴きやすいか」「ドラが余らないか」を考えるようにしましょう。
■暗刻が無いところからはトイトイにしない方が良いでしょう。
■トイトイにするときは点数が高くなるか考えてみましょう。