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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 011.字牌から切らない手順
基本的には、早いうちに捨ててしまう字牌ですが、場合によっては捨てずに手を進める方が良い場合もあります。
字牌は攻守兼用の牌。
うまく使えば、より高くアガったり、振りこみを避けたりすることができるのです。
字牌を残して手を進めるケースは、大きく分けて2通りあります。
1つはホンイツやトイトイなど、手役にからめて点数を高くできるケース。
もう1つは手があまり良くないときに、安全牌として残すケースです。
図1
ドラ
図1は1つ目のケース。
字牌を捨てればテンパイはしやすくなります。
しかし、ここからストレートに手を進めても、役無しになってリーチのみか、をポンして1000点や1300点になってしまいそうです。
それならば、ここはを捨てて、ホンイツの可能性も残す方が良いでしょう。
を捨てた後にやが来れば、かなりのチャンス手になります。
図2
ドラ
図2はもう1つのケース。
これが配牌です。さて、ここから何を捨てますか。
「あーもう手が悪い」などと嘆きながらも、字牌やなどから捨てる人が多いのではないでしょうか。
しかし、このようにアガリにくい手のときは、点数を増やすよりも減らさない工夫が必要です。
ここからならダメでもともと、国士無双や、ピンズのホンイツ、チャンタなどを狙ってから捨ててみてはどうでしょう。
どの手役を狙うにしても、後で安全牌にしやすい字牌を捨てないで済むのが長所です。
その場合に注意する点は、無理をしないこと。
鳴ける牌が出たからと、いくつも鳴いてしまえば、結局振り込みやすくなってしまいますね。
■うまく使えば字牌は攻守兼用の牌になります。
■配牌が悪ければ、ダメもとで大物手を狙ってみましょう。