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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 006.カンチャンとシャンポン
前回はペンチャンとカンチャンについてお話しました。
今回はカンチャンとシャンポン(のようなトイツ2組の形)です。
カンチャンもシャンポンも待ち牌は4枚なので、どちらを捨てるかは、その後のリャンメンへの変化のしやすさや、アガリやすさで選択します。
カンチャンのうち、1・2・8・9が含まれるカンチャン(や等)は、リャンメンへの変化が1通り(ツモ、ツモ)しかありません。
それ以外(等)はリャンメンへの変化が2通り(ツモと)あります。
一方、トイツの場合、
1・9・字牌から、リャンメンへは変化しません。
2・8から、リャンメンに変化するのは1通り。
3〜7から、リャンメンに変化するのは2通りです。
以上を踏まえて、カンチャンにするかシャンポンにするかを選択します。
図1
ドラ
例えば、図1はと、の、どちらを捨てましょうか。
どちらを捨ててテンパイにしても、待ち牌は4枚です。
を捨てると、シャンポン待ちです。
この場合、からリャンメンに変化するのはかですが、の場合はフリテンになってしまうので(を捨てているから)、実質の1通り。
からはかの2通り。
つまり、を捨てると、リャンメンに変化するのは、合計3通りになります。
を捨てると、カンチャン待ちです。
からリャンメンに変化するのはとの2通りです。
にくっついても、アタマがなくなるので、リャンメンには変化しません。
つまり、を捨てると、リャンメンに変化するのは、合計2通りになります。
よって、図1からは、リャンメンへの変化が多いを捨てる方が良いでしょう。
図2
ドラ
図2は、かを捨てればテンパイです。
しかし、どちらを捨てても、リャンメンへの変化はあまり多くはありません。
それならば、とのシャンポン待ちの方が良いでしょう。
端牌同士なら、比較的出やすい待ちだからです。
■カンチャンかシャンポンかは、リャンメンの変化が多い方を選びましょう。
■端牌は比較的出やすいので、シャンポンで良いでしょう。