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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 005.ペンチャンとカンチャン
ターツとはシュンツ(順番の3枚1組)の1つ前の状態のことです。
ターツには、ペンチャン・カンチャン・リャンメンの3種類があります。
さて、ペンチャンとカンチャン。
どちらも同じ1種類待ちで形も似ているのですが、別の名前が付けられていますね。
これは、ペンチャンとカンチャンには、ちょっとした差があるからなのです。
図1を見てみましょう。
図1
ドラ
ここから1枚捨てるのですが、のペンチャンと、のカンチャンでは、どちらを捨てる方が良いかわかりますか?
待ちは同じ1種類待ちなので、欲しい牌が来れば同じことです。
しかし、そうでない場合、その後の変化に差があるのです。
のカンチャンは、次にが来ると、リャンメンにできます。
一方、のペンチャンは、次にが来てもカンチャンにしかなりません。
つまり、ペンチャンよりもカンチャンの方が良い形と言えるのです。
図1の場合も、ペンチャンのを捨てておく方が良いでしょう。
次に、図2からは何を捨てると良いでしょうか。
図2
ドラ
ペンチャンが最後の待ちに残ってしまうと、ピンフにもタンヤオにもならず、変化もしづらくなってしまいます。
それならば、ここでペンチャンのを捨ててしまいましょう。
ソーズはしかありませんが、やが来ればすぐにリャンメン待ちをつくれるのです。
1枚だけでも真ん中(3〜7)の牌を残して、ペンチャンを捨てる方がかえってアガリやすいことが多いのです。
■ペンチャンよりカンチャンの方が有利です。
■真ん中の牌を残して、ペンチャンを捨ててしまいましょう。