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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 004.スジで持つ孤立牌
他につながっていない1枚だけの牌を孤立牌といいます。
同じ孤立牌でも、1・9よりは3〜7の方が、くっついてターツになる牌の種類が多いので利用価値は高くなります。
(にくっつく牌はの3種類、はの5種類)
さらに、同じ数字同士でも違いが出ることがあるのです。
例えば図1。
図1
ドラ
早くアガるためには、とのどちらかを捨てるのですが、と同じ「1」でも、この2つには差があります。
には、スジ(028.スジとは)のがありますが、には全く周りの牌がないのです。
は、がくっつけば、ターツ(またはトイツ)ができます。
は、がくっつけば、ターツ(またはトイツ)ができます。
ということは、があればがなくてもが来た時に使うことができますね。
一方、を捨ててしまうとやが来たときに捨てるしかありません。
つまり、図1ではを捨てる方が良いのです。
手を進めるときには、「スジで孤立牌を持ってもあまり得にはならない」と覚えておきましょう。
また守りの面からも考えてみましょう。
図2を見てください。
図2
ドラ
図2に〜、が来ればテンパイですが、何が来ても捨てるのは必ずかになります。
このとき相手に待ちをされてしまうと、どちらも当ってしまうのです。
テンパイして捨てた牌が当ってしまうのは、仕方がないでしょう。
しかし、スジで孤立牌を残しておくとテンパイしたときに、どちらを捨てても当ってしまうという事になりやすいのです。
図2の場合でしたら、マンズやソーズの真ん中の牌をツモったときにを捨てておく方が、くっつきの幅も広く、さらに守りの面でも有利なのです。
■3〜7の数字の孤立牌は、くっつく幅が広くなります。
■スジで孤立牌を持っても、あまり得になりません。